あおうぃんオフィシャルブログ

看護学生、いち22歳の思いを発信するブログ

実習の乗り越え方④!看護技術編

こんにちは!あおうぃんです。

今回は、実習における看護技術に関しての心構えをお伝えしようと思います。

 注:

この回は、看護技術の方法ではありません 。

あくまでも、実習での心構えのことですので、看護技術の方法を知りたい方向けではありませんのでご了承ください。

技術は根拠第一!根拠と方法の基礎をおさえる

 すごく設備が整っている病棟もあれば、そうではない病棟もあります。病棟によって、やり方が変わってしまうのはしょうがないです。

でも、基本的な方法と大事なことは変わりません。(何かのせりふみたいw)

基本的な方法には、そうする根拠があってこその方法ということが多いです。

なので、基本的な方法と根拠は抑えましょう。後は物品の準備方法のアドバイスをいただいたり、患者さんに合わせた方法が実施できれば大丈夫。

もちろん、患者さんの気持ちも大事に。

学生だから失敗してもいい、は通らない

私たちはまだまだ未熟な学生という立場です。だから、わからないことがあるのも、スムーズにいかないのも、当然です。(私も学生なのに先生みたいに言い切りました。先生すみません…)

でも失敗はいけないんです。

 どうしてかは、看護学生の人にはわかると思います。

ですが、あえて説明させてください。

私たちは、学生という身分で、患者さんのご好意によって患者さんの命を預かっています。

患者さんの命を預かっている、医療チームの一員です。

なので、患者さんに危険が及ぶようなことは絶対してはいけません。

失敗は当たり前と思ってはいけないのです。

 

まだまだ未熟なのに、失敗できないなんてプレッシャーですよね。

もし、どうしても自信がなかったり、初めてのことに関しては、先生や指導者さんに補助をお願いしたり、見学させてもらうのも手です。

 

私は以前、「見学させてください」と言うのってタブーだと思ってました。やる気ないって思われると感じてたから。

でも、先生は「やったことないのに、どうしてできるって言うの」「患者さんが怪我したら責任取れるの?」と。

そこで、見学することは悪くないし、患者さんの命を守ることにつながると感じました。(もちろん一回見学した後は自分が主体でできるようにw)

計画は、具体的に行動レベルまでおとす!

 実施の計画は、すっごくすっごく細かくしましょう!!!!

たとえば、

  • 患者さんに声をかける

→患者さんに「今からお体拭いて、すっきりしませんか?」と声をかける

  • 体を拭く

→まず患者さんに自身で顔を拭いてもらう。その後、患者さんの上肢の服のボタンをはずし、胸を露出させる。そして、胸にタオルを当て押さえ、10秒程ホットパックをする。その後、健側である右腕から袖を抜き、続いて患側の左腕の袖を抜く。遠いほうの腕である右腕の末端から拭いていく。そしたら左腕も…

 

みたいな感じで、

準備や患者さんへの声かけから片付けまで、自分が実施できるように、1つ1つの行動を細かく、5W1Hを意識して書くことをおススメします。

 シナリオがないと、臨機応変は難しいです。特に学生ですから。(経験済み)

だから、これでもか!というほど、細かく書いて、実践に臨みましょう。

実習前は実技の練習も:練習したバイタルがぜんぜんできなかった私の体験談

  実習中の看護学生の看護技術の心構えとして、

基本的な根拠と方法をおさえる

自分が実施できるように、実施内容を1つ1つの動作を行動レベルまで落とし込む

と、これまでご紹介してきました。 

もちろん、実習前に実技の練習もしましょう!!実際にやって練習するのは、大事!

 

そうそう、私…実習前にバイタル測定をすごく練習したのに、実習でできなかったんですよ…血圧が測れなかったのです。

できなかった要因として、病室が騒がしく、聞こえなかったのです…

普段、血圧測定を静かな環境でやっている方、静かな環境で測定できたら、いますぐ騒がしい場所で練習しましょう。実際に実習で図るときは、静かではありません!!

私は友人と、笑点のテーマソングを大音量で流して練習したら、血圧を測るときに重要なコロトコフ音と、関係ない外の音を聞き分けることができるようになりました。(ユーチューブにいろいろな音あるので!)

 

練習も、できるだけ実際の場面をイメージすることが大事!!

おまけ:学生ができること

  私たち学生は、看護師免許を持っていないので、できることは少ないです。(学生って清潔ケアがメインですよね)

しかし、学生だから、患者さんとしっかりコミュニケーションを取れる時間があるし、指導者さんや先生の指導の元で患者さんの清潔ケアも毎日できます。

 

私もまだ学生だけれど、学生だからできること、気づけることってあると思います。

だから、患者さんとよくコミュニケーションをとって、患者さんのことをよくみる。患者さん、手は汚れてないかな、汗かいてないかな、疲れは昨日と比べてどうだろうって。

何回も言いますが、私も学生!一緒にがんばりましょう!

 

 今回は、看護技術についてでした。

次回、実習中の睡眠について、睡眠時間の取り方や工夫をお伝えします。