あおうぃんオフィシャルブログ

看護学生、いち22歳の思いを発信するブログ

実習の乗り越え方⑦!指導者さんや先生との関わり方編

こんにちは!あおうぃんです!

本日で実習の乗り越え方シリーズラスト!

最後は、指導者さんや先生との関わり方についてです。

 

関わっている方に合わせるのが基本

 

「指導者さんにはこう言われたのに、先生にはこう言われ、どっちの方向性でやるべきかわからない」

こんな風に困ったこと、ありませんか?

私はありました!何を信じていいか分からなくなって、パニックで泣いてました(笑)

私が実習で学んだことは『そのときに関わる人のやり方に合わせろ』です。

これが難しいだよ!という声もあると思います。実際、私はまだまだできません。

でも、指導者さんとは指導者さんのやり方で、先生とは先生とのやり方でやるのは、実はとても大事だと思うのです。

 

看護観、価値観が違うから、指導が異なるは当たり前。だからこそ、学生が得られるものがある

 

先生も、指導者さんも、価値観、看護観は違います。

それに指導者さんは病棟ならではの考え方や看護技術の方法、先生にはいままでの経験からの考え方や看護技術の方法があります。

決して、どちらも間違っていないと思います。(学生なのに上からでごめんなさい)

まずこのことを理解しておくと、楽になると思います。

指導者さんはこうして、先生はこうするんだーって。

あと、先生に言われたことを指導者さんに言ったら、指導者さんにまた違うことを言われたってときは、

「先生からアドバイスをいただきながら、こうしたのですが…」

と伝えれば、

「先生からはこう言われたのね。でもここの病棟だと~なので、こうしましょうか」

など指導者さんは話してくださるはずです!

だから、困ったときは、素直にそういっちゃえばいいと思います(笑)

 

急性期実習で私が先生に教えてもらったこと

 

指導者さんと先生の板挟みになるのは、決していい気持ちはしないし、困っちゃうのは私も分かります。

でも、学生って、指導者さんと先生の両方の考え方や看護技術を学ぶことで、自分の看護師像が見えるきっかけになると思います。

 

私が急性期実習の時、実際に指導者さんと先生の指導が違いすぎて、パニックになって先生に伝えたんです。

 

先生は、私に

「その場にいる人のやり方でやりなさい。もし、その人になんでできないの?と言われたら、素直に、先生に確認してもらった方法ではなかったので、うまくできなかったと言えばいいんだよ。

そうやって、先生や、指導者さん、他の看護師さんのやり方や考えに触れて、自分の看護観ができてくるし、逆に、自分はこうはならないっていうものも見えてくるから。

それを自分が臨床に出たときに活かせばいいんだよ」

こう話してくれました。

 

これを聞いて、こういう気持ちで、その場を対応すればいいんだと新しい発見に繋がりました。

 

指導者さんや先生ともうまく関わるのが実習

 

 看護実習は、医療チームの一員としての自覚を持ちなさいと言われますが、

指導者さんや先生と人間関係を構築する練習も、実習で学ぶことだと思います。

思っていること、考えていること、話してみましょう。

何もないものには何もできませんが、何かに付け加えたり修正をしたりするのは人間は得意なものです。

正解を一回で出す必要はないです。指導者さんと先生の力を借りながら、実習で学べるように関わってみてくださいね!

 

 

 

今回で、実習の乗り越え方シリーズは最後になりました。

ぜひ、「こんなことも対処法ない?」と思うことがあれば、コメントやTwitterなどでお知らせください!私なりの方法をご紹介させていただきます。

実習の乗り越え方⑥!患者さんとのコミュニケーション編

 こんにちは!あおうぃんです。

 

患者さんとのコミュニケーションって、難しいですよね。

どこまで踏み込んでいいのか、沈黙はどうしようとか。

ということで、今回は、患者さんとのコミュニケーションについてお話しします!!

患者さんへの敬意は絶対

 

患者さんとコミュニケーションをとるときに、絶対忘れちゃいけないのが、敬意。相手を尊敬する気持ち。

言葉遣い、態度で患者さんに不快な思いをさせないように気を付けましょう。

敬意をもって関わることが、どんなことを話すかより大事です。

 

言葉遣いに気を付けて、自分も会話を楽しむ

 

どんな話をしよう…

どこまでプライベートな話を聞いていいんだろう…

困ったら、『きどにたてかけし衣食住』!!

『きどにたてかけし衣食住』とは、それぞれの頭文字をとったものです。

  • き…季節、気候
  • ど…道楽、娯楽、趣味
  • に…ニュース
  • た…旅
  • て…テレビ
  • か…家族、家庭
  • け…健康、体調
  • し…仕事
  • 衣…服
  • 食…食べ物
  • 住…家、住居

これらは、相手が聞いてほしくないプライベートな部分に触れることが少ないです。

あと、朝は「昨日は眠れましたか?」「疲れはどうですか?」「痛みはどうですか?」など聞くのもいいですね!

患者さんが言ったことに対して「そうなのですね」で終わるのでなく、具体的に5W1Hで返すと、もっと話が広がることもありますよ!

 

情報収集も組み込む

 

私はここが苦手です…

会話しながら情報収集って難しい。

私もまだ試行錯誤中なのですが、会話が一回切れたときに聞いてみるとか、あと関連する話がでたときに、怖がらずに「それって~ですか?」「どうしてそう思うのですか?」とか聞いていくのも大事だなと思います。

聞くことは頭にいれつつ、患者さんとの会話の中で聞けるように。(苦手)

こちらが知りたい質問ばっかりするのは、会話じゃないですもんね…

肩の力を抜こう

 

学生にとって、「患者さん」ってとても偉大な方です。私は患者さんと関わることに、とても緊張します。

でも、患者さんと会話が上手な子って、先生や友人と話すときとあんまり変わらない!いつも通り、『会話』をしている。

身構えずに、敬意をもって、いつも通り話せばいいのだと思います。

もし、聞きにくいことでも「言いたくなかったら大丈夫なのです。もしよかったら教えてください。」と前置きを置いて聞けばいい。

患者さんを知りたいという気持ちで関われば、きっと患者さんも心を許してくださると思います!

 

 

私もまだ研究中です。いい方法が見つかったら、また更新します!

次回、最終回になります。

最終回は、実習指導者さんや実習担当教員との関わり方についてお伝えします。

実習の乗り越え方⑤!睡眠編

こんにちは!あおうぃんです。

実習中って、まずやること多くて睡眠時間削られますよね。

そして、早く終わって、少し多めに寝たとしても、眠いですよね…(気疲れ、外に出ている緊張感、実習中フル回転してる脳の疲れ等、思っている以上に疲労が溜まります。)

 

私なんて、初めての病棟実習で、緊張しすぎて夜眠れなかった…w(遠足のときの小学生かよww)

 

睡眠不足って、最初のうちはなんとかなるんですよ。

「明日までとりあえず!がんばれば!」と気合で乗り切れるので。

でも、慢性的になってくると、おきていても集中できないし、寝れば寝るほど沼にはまるように起きられなくなるのです。ロングスリーパーの私は、実習の2週目になると、そうなってしまいます。

 

今回は、悩むことの多い睡眠についてお伝えします。

自分の睡眠のとり方を見つけよう

 

集中するには、しっかり休んで、やるときはやるというメリハリが大事です。

そのため、自分のベストな睡眠のとり方を理解しておきましょう。

主な睡眠のとり方としては、

  1. 実習終わり→帰宅もしくは学校で記録→帰宅して残りの記録をやる→終わったら寝る
  2. 実習終わり→帰宅して一回寝る(15分とか短時間)→記録→終わったら寝る
  3. 実習終わり→帰宅して寝る(4時間くらい)→記録(そのまま朝を迎え、実習へ)

この3パターンがあると思います。私の周りでは、1の人が多い気します!

 

それぞれのメリット・デメリットとしては

1、記録類などやることを終わってから寝る

 メリット

  • やることを終わってから寝るので、やり残しなどが少ない
  • 私の周りではこのパターンの人が多いので、グループの人にわからないことなどを相談できる。(みんなおきてるから対応できる)
  • ほかのパターンに比べて、時間があるのでじっくり取り組める

 デメリット

  • 睡眠時間が取れる日、取れない日がある
  • テレビなどの誘惑が強い(起きている時間は深夜帯の面白いものが多い)
  • 疲れによって集中して取り組めなかったり、起きることに必死になりだらだらすることがある

2、一回寝て、おきてから記録物などやることをやり、終わり次第寝る

 メリット

  • 15分程度の仮眠は、頭がすっきりする
  • 1よりも睡眠時間を15分は確実に確保でき、3よりもあせる必要はない

 デメリット

  • 1回寝たら、起きられなくなるという沼にはまる可能性がある
  • ほかのパターンに比べて、リズムが一番狂ってしまう

3、一回しっかり寝て、起きて記録を一気にやり、そのまま実習へいく

 メリット

  • 睡眠時間が確保できる
  • 一回寝ることで、頭をリセットでき、集中できる
  • 「朝までにやらなきゃ」とあせってスピードがあがる
  • テレビの誘惑、家族の干渉がないため、集中できる環境が整う

 デメリット

  • 寝すぎたときの絶望感がすごい
  • 2と同様、1回寝たら、起きられなくなるという沼にはまる可能性がある
  • 焦ると何もできなくなってしまう人にはお勧めできない
  • 深夜におなかがすいて、どうしようもなくなるときがある

こんな感じです!

どれもメリット・デメリットがあります。

一番は自分に合っている睡眠パターンをとることが大事です!

私は、しっかり寝てから記録をやるタイプでした

 

ついでに私は、3のしっかり寝てから記録を行うタイプでした。

<私の実習中のタイムスケジュール>

   16:30ごろ  実習終了。帰路へ。

   17:30ごろ  帰宅。ご飯とお風呂を済ませる。

   19:00    睡眠

   00:00ごろ  起床、顔洗ったり寝癖治したり。その後記録をやる

   6:00ごろ  朝食、身支度をして実習先へ 

みんな寝ている時間だから、静かな環境なのはいいけど、実習メンバーに相談できなかったのはちょっと不便だった…

あと、起きる時間はやることの量によって変えてます!時間通り起きれないこともあります!

でも、中学生とかから、テスト勉強は寝てからやってたので、もうこのスタイルから変えようとは思わないですね~

 

明日までに何をするか?明確に

 どんな睡眠パターンでも、「明日までに何をすべきか」明確にして取り組みましょう。

私は裏紙をクリップボードにはさみ、やることを書いて、枕の隣において寝ましたw

こうすることで、万が一起きる時間に起きれなかったり、二度寝しそうなとき、「こんなにやらなきゃ!」と危機感で起きれます!!

あと、何をするかと、どれくらい時間がかかるかめどをつけましょう。そのため、初日に、各記録物などを仕上げるのにどれくらい時間がかかるか図ることをおススメします。

休日はしっかり休む

 

 あと、平日実習で睡眠が取れない分、休日はしっかり休みましょう。

睡眠をたっぷり。リフレッシュもしっかり。記録などもしっかりw

こういう時間のメリハリは、きっと今後も役に立ちます!

休むときは休む。メリハリ上手になりましょう!

 

「今日オールなんだ」なんて、かっこわるい

 がんばることはとても素敵です。

でも、「今日オールなんだー」というのはかっこよくないです。ダサいです。

たとえば、ほかの子より記録がしっかりできたり、一歩先の事をしていたら別ですが、他の子と同じ進捗でオールというのは、「私って、要領が悪いのー」と言っているのと同じです。

それより、「しっかり記録もできたし、しっかり寝たの!」というほうがかっこよくないですか??

 

疲れのない笑顔のほうが、患者さんは喜びませんか??

 

 

 

長くなりましたが、今回はここまで。

ぜひ、睡眠のとり方、考え直してみてくださいね。

 

次回、患者さんとのコミュニケーションにおいての工夫やコツをお伝えします。

実習の乗り越え方④!看護技術編

こんにちは!あおうぃんです。

今回は、実習における看護技術に関しての心構えをお伝えしようと思います。

 注:

この回は、看護技術の方法ではありません 。

あくまでも、実習での心構えのことですので、看護技術の方法を知りたい方向けではありませんのでご了承ください。

技術は根拠第一!根拠と方法の基礎をおさえる

 すごく設備が整っている病棟もあれば、そうではない病棟もあります。病棟によって、やり方が変わってしまうのはしょうがないです。

でも、基本的な方法と大事なことは変わりません。(何かのせりふみたいw)

基本的な方法には、そうする根拠があってこその方法ということが多いです。

なので、基本的な方法と根拠は抑えましょう。後は物品の準備方法のアドバイスをいただいたり、患者さんに合わせた方法が実施できれば大丈夫。

もちろん、患者さんの気持ちも大事に。

学生だから失敗してもいい、は通らない

私たちはまだまだ未熟な学生という立場です。だから、わからないことがあるのも、スムーズにいかないのも、当然です。(私も学生なのに先生みたいに言い切りました。先生すみません…)

でも失敗はいけないんです。

 どうしてかは、看護学生の人にはわかると思います。

ですが、あえて説明させてください。

私たちは、学生という身分で、患者さんのご好意によって患者さんの命を預かっています。

患者さんの命を預かっている、医療チームの一員です。

なので、患者さんに危険が及ぶようなことは絶対してはいけません。

失敗は当たり前と思ってはいけないのです。

 

まだまだ未熟なのに、失敗できないなんてプレッシャーですよね。

もし、どうしても自信がなかったり、初めてのことに関しては、先生や指導者さんに補助をお願いしたり、見学させてもらうのも手です。

 

私は以前、「見学させてください」と言うのってタブーだと思ってました。やる気ないって思われると感じてたから。

でも、先生は「やったことないのに、どうしてできるって言うの」「患者さんが怪我したら責任取れるの?」と。

そこで、見学することは悪くないし、患者さんの命を守ることにつながると感じました。(もちろん一回見学した後は自分が主体でできるようにw)

計画は、具体的に行動レベルまでおとす!

 実施の計画は、すっごくすっごく細かくしましょう!!!!

たとえば、

  • 患者さんに声をかける

→患者さんに「今からお体拭いて、すっきりしませんか?」と声をかける

  • 体を拭く

→まず患者さんに自身で顔を拭いてもらう。その後、患者さんの上肢の服のボタンをはずし、胸を露出させる。そして、胸にタオルを当て押さえ、10秒程ホットパックをする。その後、健側である右腕から袖を抜き、続いて患側の左腕の袖を抜く。遠いほうの腕である右腕の末端から拭いていく。そしたら左腕も…

 

みたいな感じで、

準備や患者さんへの声かけから片付けまで、自分が実施できるように、1つ1つの行動を細かく、5W1Hを意識して書くことをおススメします。

 シナリオがないと、臨機応変は難しいです。特に学生ですから。(経験済み)

だから、これでもか!というほど、細かく書いて、実践に臨みましょう。

実習前は実技の練習も:練習したバイタルがぜんぜんできなかった私の体験談

  実習中の看護学生の看護技術の心構えとして、

基本的な根拠と方法をおさえる

自分が実施できるように、実施内容を1つ1つの動作を行動レベルまで落とし込む

と、これまでご紹介してきました。 

もちろん、実習前に実技の練習もしましょう!!実際にやって練習するのは、大事!

 

そうそう、私…実習前にバイタル測定をすごく練習したのに、実習でできなかったんですよ…血圧が測れなかったのです。

できなかった要因として、病室が騒がしく、聞こえなかったのです…

普段、血圧測定を静かな環境でやっている方、静かな環境で測定できたら、いますぐ騒がしい場所で練習しましょう。実際に実習で図るときは、静かではありません!!

私は友人と、笑点のテーマソングを大音量で流して練習したら、血圧を測るときに重要なコロトコフ音と、関係ない外の音を聞き分けることができるようになりました。(ユーチューブにいろいろな音あるので!)

 

練習も、できるだけ実際の場面をイメージすることが大事!!

おまけ:学生ができること

  私たち学生は、看護師免許を持っていないので、できることは少ないです。(学生って清潔ケアがメインですよね)

しかし、学生だから、患者さんとしっかりコミュニケーションを取れる時間があるし、指導者さんや先生の指導の元で患者さんの清潔ケアも毎日できます。

 

私もまだ学生だけれど、学生だからできること、気づけることってあると思います。

だから、患者さんとよくコミュニケーションをとって、患者さんのことをよくみる。患者さん、手は汚れてないかな、汗かいてないかな、疲れは昨日と比べてどうだろうって。

何回も言いますが、私も学生!一緒にがんばりましょう!

 

 今回は、看護技術についてでした。

次回、実習中の睡眠について、睡眠時間の取り方や工夫をお伝えします。